投資先に長期的に資金

貯蓄は安全確実、投資はより増えることを期待 まずは「貯蓄」と「投資」の違いから説明しましょう。 貯蓄とは、お金を蓄えることです。銀行であれば、普通預金や定期預金に資金を預けるのが一般的。大きく増やすことはできませんが、家計の基本であり、元本を確保しながら安全に資産形成ができます。 一方、投資は、将来有望な投資先に長期的に資金を投じることです。一般には、株式や投資信託、債券、外貨建て商品などの投資商品を購入することを意味します。元本は保証されませんが、貯蓄より大きく増えることが期待できます。上手に資産形成に取り入れることで、インフレ対策にもなります。 目的と家計状況で、貯蓄と投資を使い分けよう では、貯蓄と投資はどう使い分けるべきでしょうか。ポイントとなるのは、その「目的」と「家計状況」です。 目的から考えます。投資はリスクをともないます。元本が減る可能性があるわけですから、近い将来に必要な資金や、必要な時期が決まっている資金は投資には向きません。 例えば、大学費用として18年後に400万円が必要とします。毎月1万8500円を定期預金で積み立てていけば、18年後に確実にその資金が用意できます。しかし、その資金を毎月投資に充てたとしても、18年後に400万円以上になっているとは限りません。進学する時期がほぼ決まっている教育資金は、貯蓄やそれを目的とした保険商品で用意すべきということがわかります。 老後資金も必要な時期は決まっていますが、教育資金ほど厳密ではありません。また、その目的は「豊かな生活」です。必ずこの金額が必要という性格のものでもありません。その点で、投資は老後資金の準備に向いていると言えます。投資期間が長く取れるというのも、投資メリットを活かせる要素となります。 家計状況で考えるべきは、投資に回せる余裕資金が現状の家計にあるかどうか、ということです。余裕資金とは、仮に損を出しても家計にさほど負担を与えない資金と考えてください。毎月3万円貯蓄できる家計だとして、そのうち2万円は教育資金のための積み立て、残りの1万円に決まった目的がないのであれば、それは投資に回してもいいかもしれません。ボーナスについても同様です。 ともあれ、そのときの資産状況や今後のライフプランなどに適した形で、貯蓄と投資を使い分けることが、これからの望ましい資産形成だと言えるでしょう。

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